考えるまでもなく私は現実の生活の中で辛いこと、壁にぶち当たると、必ず「曲がって」来た。

現実逃避の端的な例が、学生時代の試験の前になると部屋の模様替えがしたくなるというものだ。試験勉強をしなくてはならないことはわかっているし、結局誰でもなく自分がしなくてはならないということは重々承知している。

しかしソワソワと何故かどうしてなのか、目の前に切迫したことがあればあるほど、他のことが気になるのだ。そして詰まる所「こんなに気になるのなら、先にそちらを片づけないと目の前のものには手が着かない」となり、試験勉強を後回しにして、部屋の掃除を始め模様替えをやり、本の場所を変え、ポスターを貼り替え気分が一新した所で…もう時間がないのだ。

大抵はそこからねじを巻いて勉強を始めるのだが、きちんと網羅的に勉強する暇はなくなり、結局サラーっと全体を流して終わってしまうのだ。私は生理学的にいっても徹夜の勉強は脳の疲労が激しすぎると考えていたので、しない主義で、むしろ試験の前日はいつもより早く寝て早く起きることを旨としていた。

今、私は履歴書を書こうと思っている。就職活動のメインはネットなのだが、やはり数社履歴書を送っておきたい所もあるし、書類のみの受付の会社もあるようだ。しかしこれが骨が折れる。

字を綺麗に書かなくてはいけない、間違えられない、この緊張感が私を憂鬱にさせる。

ところがみなさんにとっては朗報。履歴書を書くという現実から逃避したい私は、NO TIMESの紙面版を6月号まで完成させた。来月半ばまでにはお手元に届くだろう。

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