昨日に引き続き今日もアンサンブルの練習に行ってきた。自分が出来ていないので、偉そうに言うつもりはないが、音楽を作る時にはまず、前提条件として自分のパートは100%出来ていないといけない。120%等というパーセンテージは必要なくてとにかくきっちり100%出来ていなくてはいけない。

その上で初めて他の人と音を合わせて作品を作っていくのだ。このことは料理をするのによく似ている。料理には下ごしらえとか仕込みとかが必要だ。例えば中華料理を作るには全ての材料を切り終わるまで鍋を火にはかけない(湯通しや油通しということは下ごしらえの段階で必要だが)。一旦鍋に火をかけたら、後は一気呵成に仕上げるのが中華料理だ。

フランス料理もそうだ。さぁ、お客さんだ!となってからフォンドボーを作り出したのでは料理が出てくるまでに何時間(何日)かかるか分からない。予めフォン(ダシ)をとっておかないといけないのだ。そしてそのフォンがないと料理が仕上がらないというか、フランス料理にはならないわけだ。

音楽の練習の場合とにかく個人練習というのは単純作業の繰り返しだ。もちろん単純作業だからといってただ時間をかければいいわけではないが、とにかく如何に効率よく繰り返せるかという点が問題になる。

そして合わせた時は集中力が必要になってくる。コーラスやカラオケでハモったことのある人は容易に想像出来ると思うが、演奏というのは案外人に引っ張られやすい。楽器を使っているので音程を間違うということは少ないが(それでもトロンボーンの場合は同じポジションで上や下の音が出ることはある(笑))リズムを引っ張られることはある。

他人の演奏を聴きながら、自分の演奏をきっちりするというのは非常に集中力が必要になる。特に合奏中はその場で演奏に細かい指示が入る。それを次のテイクでは演奏に反映させなければならないから、このような緻密な仕上げの作業では反射神経のようなものまで必要だ。

実はこの緻密な仕上げと集中力というのが私の苦手なのだ。いま言われたことがすぐに治らない。だからもう一度やる。全体としては同じ事をやる。どんどん集中力が下がる。この悪循環が私にはあるのだ。

実はこうしたアンサンブルでは感情の伝染が起きる。一人がイライラするとそれはみんなに伝わるし、一人が集中し出すとみんなに移ったりする。こうした練習を通して私の集中力が高まればと思っている。

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