昨日の続きというわけではないが、2年くらい前から「大学院に行きたいなぁ」と思っている。嫁にそのことを話すと「行ってどうすんの」と聞かれてしまったが、恐らく同じ疑問を皆さんもお持ちだろう。

答えは非常に簡単だ。「勉強」するのだ。

日本では大学というのはどうも就職予備校の意味合いが強くて、入ってしまえば後は「社会勉強」とばかりに遊びに精を出す。もちろん理系の学生で実験に追われたり、芸術や技術系の大学でまさに就職予備校で働いている勢いで学校に通っている人もいる。とにかくどちらの意味においても大学というのはそういう場であるようだ。

しかし私は本来大学というのは勉学の場であって、勉強、研究することが目的なのではないだろうか。卒業することの為に何かをしたり、単位の為に頑張るというのは本末転倒のような気がする。

不況の世の中になってから社会人の為の大学(院)というのが増えていると聞く。通信教育で講座を開いている大学も多い。それ自体は歓迎すべき事で、もちろん建前は生涯教育だが、実際は転職や昇進などに生かそうというのだろう。

例えば私は今トロンボーンを趣味でやっている。プロになりたいとはいわないが、専門的に勉強したいとなった時に私を受け入れてくれる「音楽大学」はあるだろうか?調べた限りでは音楽の先生になるつもりでもない限り、社会人でピアノが出来ない人に門戸が開かれた音大はない。

これがフランス語だと多少趣が変わって、フランス語だけの講座を開いているところもあるようだし、私のように一応「言語学」という大枠で捉えれば、関連した講座を揃えて一つのプログラムにしている大学は結構ある。

私の言っているようなレベルであれば、市民講座や一般的な音楽教室や語学学校に行け、ということなのかもしれない。定員や助成金の問題もあるだろう。

しかし私は教える側の方からレベルを決められたくないと考える。うまく伝わらないかもしれないが、趣味で大学院に行ってもいいじゃないか。

ということで私は(金銭的に余裕が出来て嫁の承諾が得られれば)放送大学の大学院を受験しようと思う。最初はいくつかの講座を受けて、目処がついたら本科生になろうと考えている。

やりたいことがあるのは楽しいものだ。

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