「ヘルシーに豆乳を使っています」だとぉ!昨日の続きで怒ってしまった。牛乳はヘルシーじゃないのか!ヤギの乳を使ったチーズがあるがそれはどうなんだ!!まぁ、そんなことはどうでもよい。

今日は「千と千尋の神隠し」を見た。私がこの作品を今まで見なかったのにはいくつか理由があって、一つは昨年、就職の為に受けた会社でマンガの専門誌を作っており、その会社自体がジブリと関係があったというのがある。その会社から採用の連絡はなかったが仮に受かっても私は行かなかったろう。

その面接で私は聞かれた「あなたのカオナシは何ですか?」と。この映画未見の人の為に解説しておくと「カオナシ」というのは仮面を付けた不思議な存在で、人間はなく千尋が迷い込む神々の世界の住人とも若干違うようだ。カオナシは他者の欲求を飲み込むことによって肥大化していく醜い存在として描かれる。この「醜い」はダブルミーニングで、「見にくい」ともいえる。半透明のようで神々達からも無視され、もちろん人間界でも存在出来ない。

私は宮崎駿のアニメはほとんど見ているが、どうにも「風の谷のナウシカ」以外は評価出来ない。好き嫌いでいえば、「魔女の宅急便」「天空の城ラピュタ」「紅の豚」は好きだ。しかし「隣のトトロ」は特に見たいとは思わないし、「もののけ姫」は全然面白くなかったし、実はこの「千と千尋の神隠し」も同様だ。もちろん何回も見れば面白いのかもしれないが、私はどうも首を傾げざるを得ない。

結局この映画はカオナシに尽きるのだろう。恐らく公開後1年もたっているから、ほとんどのメディアで語り尽くされていることだとは思うが、宮崎氏が「カオナシは、みんなの中にいるのです」と語ったそうだ。

不勉強な私の為に教えてくれる方がいたら是非掲示板で教えていただきたいが、私はカオナシには意味はないと考える。さも意味ありげに登場させてはいるし、色んな意味づけが出来るとは思うが、結局思わせぶりなだけで何でもないのではないか?と思う。

この映画は10歳だか12歳だかの女の子との為に作ったということだが、この映画を見て小学生がカオナシはなんだと考えるのだろう?ぜひ聞いてみたい。結局あらゆる意味で私は中途半端な映画だったと思う。この思いは「もののけ姫」の時も同様に思った。

私は決して批判することが批評だとは思わないし、単純に好みの問題なのかもしれないが私の心には響かなかった。

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