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NO TIMES

~ 指揮者、大学院生、囲碁将棋、時々尺八

NO TIMES

月別アーカイブ: 1月 2008

痛み

31 木曜日 1月 2008

Posted by emno78 in 徒然

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昨日から心臓の痛みが取れない。精神的な心痛なのか物理的な心痛なのかよく分からないが、どちらにしても心配事があると心臓に負担がかかるというのは事実のようだ。
まぁ、いっそのことこのまま心臓止まってくれれば痛みからは解放されるのに(自嘲)。
そういえば今朝方、寝ていてこむら返りを起こした。軽いこむら返りというのも殆どしない私が、人生で一番の激しいこむら返りだった。ふくらはぎが変な形にふくれていて自分でもびっくりした。
まぁ、痛みは数分で治まり、ビッコを引くことなく会社には行ったが、1日違和感が残った。
でも、痛みっていいね。痛んでいる間は他のこと考えなくてすむから(苦笑)。

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ピンチ

30 水曜日 1月 2008

Posted by emno78 in 徒然

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ピンチ!しかもそんじょそこらのピンチではない。もしかしたら人生最大のピンチかもしれない。
今あるものが当たり前だとは思わない私だが、それは幸せだってそうだ。しかし私も俗人なのであることがどうしても当たり前、普通になってしまうものもある。そしてそういうものはなくしてから気がつくのだ(つくづくバカ)。
手遅れなのだろうか?それとも…。
時間を少しだけ貰ったので、出来ることはするつもりだし、打てる手は打とうと思う。
私にとって本当に大切なものは一つしかないのだ。そして私はそれをいつも守れずになくして、なくしてからメソメソと泣いていたのだ。
今回も結局勉強できていなかっただけなのかもしれないが、今回の話しは今までとは全然違う。
ああ、バカな私。時間巻き戻せたらいいのに。

2日目

29 火曜日 1月 2008

Posted by emno78 in 徒然

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もう快適、快適。快適すぎて怖くなっちゃうのだが、私はこういう何か変化が自分に起きると、いつも考え込んでしまう。
目が見えないことが当たり前で、目が見えるようになったことは幸せなのか?それともそもそも目が見えるのが当たり前で、今までが不幸せだったのか?
どちらにしても今の私は目が見えるようになり、1時間おきに目薬をさすと言う非情に些細な煩わしさはあるが朝起きて目が見える。花や耳に負担がかからない。
もっと早くやっていれば、と思わないもでないが、私にとってはこのタイミングがベストなタイミングだったのだろう。とにかく、世界は変わった。

レーシック手術

28 月曜日 1月 2008

Posted by emno78 in 徒然

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本当は当日パソコン禁止なんですが、どっちにしても外付けハードディスクの修理があるのでその合間を縫って書いちゃいます(笑)。
まずは指定された時間にクリニックに行き、待合室でしばし待機の後、視力検査から。木曜日の検査と今日でズレがないことを確認するのだそうです。眼球の検査と視力検査で、15分くらい。
待合室に通された瞬間に名前を呼ばれ、先生のチェック。簡単な説明がありますがわずか5分くらいなもの。
待合室に戻り、今度はお会計。私は生命保険の給付金を受けるので、診断書をお願いしました(5000円)締めて17万8千円でした。カードで払ったのでポイントがつきますなぁ(ニヤリ)。
また少し待って、今度は数人まとまって目薬と内服薬と保護眼鏡、寝る時にするプラスチックの眼帯の説明を受け、その5分くらいあとに再び呼ばれいよいよ下の階で手術です(この呼ばれる前に必ずトイレに行くこと)。
私の場合9人でまとまって手術会の待合室に行き、今日受ける手術の最終確認。頭髪をカバーするネットの帽子をしていよいよ手術室です。
手術はまず角膜の表面を薄くスライスしてふたとなる「フラップ」を作る手術と、そのあとそれぞれの屈折率に応じてエキシマレーザーで削る手術の2段階になります。
最初のフラップを作る手術は、眼球を固定するため、麻酔をさされていますが、もの凄く目ん玉を押されます。見えていることが怖いか、どうかで言えばコンタクトを入れたことのある人なら充分耐えられる感じです。
固め20秒くらいなのですが、眼球の固定や、位置決めに結構時間がかかるのと、目を閉じないように器具を目に付けられるのですが、結構それも強引です。
しかし、手術はあっさり終わります。フラップなんて作ったら目が見えなくなるじゃん!と思っていましたが、さにあらず。朝起きて寝ぼけている程度のぼやけ方で、普通に歩けます。
しばらく廊下を歩いて別の部屋でエキシマレーザーです。
フラップを外すと目の前はぼんやりするのですが、こっちでも麻酔の目薬をさされ、目を固定し、上からレーザーを当てられます。赤い光が見えてちょっと怖いのですが、こっちはそれよりも、歯医者の時にかいだことのある焦げたようなにおいがリアルに目を焼いているんだ、という感じで怖かったです(ちょっと熱かったような気もするし)。
こっちも固め15秒くらいの手術ですが、何故か私の場合右目がちょっと長かったです。フラップを戻して、目の消毒をするのですが、眼球を直で触っている(感覚はないが見える)のが面白いやら、怖いやら(笑)。
はい終わりました、と言われて目の前真っ暗なのかと思いきや、これまた割と普通に見るのでびっくり、ちょっと霞がかかったような感じですが、ピンとは完全に合っており、看護婦のお姉ちゃんの顔もはっきり見えます。
回復室へ移動して、20分ほど休み、最後にもう一度先生のチェックのあと、目薬と内服薬を貰い、あとはとっとと帰らされます。正味2時間かからないあっという間の出来事です(とはいえ、4回当てられたレーザーの時間は無限の時間に感じますが)。
地下鉄に乗って家に帰り、今日は1時間おきに3種類の目薬をさします。もやもやするとかしょぼしょぼすると言われていましたが、私の感じだとほぼちゃんと見えている状態です。
しかし、帰宅して麻酔が切れたのか、13時頃から約2時間右目にもの凄い違和感と、圧迫されたような痛み、そして涙が出て止まらない症状が出ました。ソフトのコンタクトを裏返しに入れたような感じです。
痛み止めの薬を貰ってはいましたが、痛いのも手術のうちだと思いじっと我慢。目薬を何度もさしながら、音楽を聴いているうちに痛みは去り、視界もほぼクリアです。
いやぁ、感動ですよ。初めて眼鏡をかけた時に「世界って明るい」と感じたことを思い出し、初めてコンタクトをかけた時に「世界って広い」と感じたことを思い出しましたが、今の感想は「普通って素晴らしい」です。
眼鏡がなくてどこでもピントが合うんですから、これは革命的ですよ。
目薬と内服薬はほとんどが抗菌薬や炎症剤で、手術後の合併症対策ですが、そういう手順さえしっかり守れば、あとは問題ないでしょう。
私は受けて大正解でした。

知名度

27 日曜日 1月 2008

Posted by emno78 in オーケストラ

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今日は都内2カ所の演奏会で5月の演奏会のフライヤーを配布した。締めて1400枚。
どんなにいいことをしていても、それを世間の人に知ってもらえないとうちの楽団に入団はしてもらえない。
その意味では私はとにかく宣伝活動に力を入れることにしている。
今回も1万枚のフライヤーを印刷した。
5月まで計画的に、無駄なく、効率的に配布する。
楽団員とうちの楽団のファンを1人でも増やすために。

パートが埋まるって

26 土曜日 1月 2008

Posted by emno78 in オーケストラ

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今日の練習は何とヴィオラが4人。
楽しいねぇ。パートさえ埋まっていれば何でもいいとは言わないが、やっぱり埋まっていないよりは埋まっている方がいい。
でもね、何度書いているが、うちのオケはそのうち全てのパートが埋まる。エキストラなんて呼ばなくたって演奏会が出来るようになる。
世界一の音楽をやっていると大風呂敷を広げるつもりはないが、世界一の情熱を持ってやっていることだけは間違いなく断言できる。

夜の散歩

25 金曜日 1月 2008

Posted by emno78 in 仕事

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私はうちの部署の常任幹事長なので、今日も新年会を仕切ってきた。
年末から来ている新しい課長がもの凄く優秀なので、うちの課の雰囲気はなかなか良い。宴会は盛り上がり、2次会に。課長と私以外2人の4人で新橋の中華屋で26時まで飲んできた。
帰り、みんなはタクシーに乗ったり漫画喫茶に行ったりしたが、私は歩いて帰ることにした。
この冬空の中、都心を1時間ほど散歩した。
夜の都心は、何度歩いても面白いね。

レーシック検査日

24 木曜日 1月 2008

Posted by emno78 in 徒然

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行ってきた、レーシックの検査。OKが出たので、月曜日の28日には手術となる。
今日は10時の予約だったが、私はどんな種類の待ち合わせでも早く行くので、9時45分には着いていた。検査は早いもの順なので、朝一の予約なら時間前に行くことを絶対にお勧めする。
着いてすぐに問診票に記入。10分はかからない。10時丁度に「問診票の提出順」に名前を呼ばれる。よって、問診票は早く提出しましょう。検査室はスポーツジムみたいに広い。同時にやれば、多分20人くらいはいっぺんに出来るのではないだろうか?
まずは眼球の検査。健康診断や人間ドックで目の写真を撮ったことのある人なら分かると思うが、あんな感じの機械を4つやる。多分5分くらい。
次は視力検査。これも小学校以来おなじみのランドルト管(あのCみたいな奴)による検査。普通の検査よりも念入りに、念入りにやる。裸眼は勿論、眼鏡をかけてと、色んなレンズをはめられて嫌というほどやられる。多分10分から15分。
次は少しくらい部屋で、最初のような眼球検査。色々写真を撮られて、丸が見えたらボタンを押す検査やらを念入りにやる。
ここで一旦待合室に出る。ここまで40分。ここで動向を拡散させる目薬をさされて手術前後の注意事項をうけながら、30分待つ(瞳孔が開くまで)。一般に瞳孔が開くとまぶしくて、白が迫って来るような感じがするのと、階段が怖いなどと言うが、私はそれほどでもなくて(まぶしいはまぶしい)、それよりも手元のピントが全く合わないのに難儀した。
瞳孔が開いた頃に、角膜の厚さを測る検査をして、このあと先生に見てもらうという流れなのだが、私の場合ここでさらにもう一度眼球検査をやった(理由は分かりませんが)。因に角膜の厚さを測る時に検査機が黒目に触るのでさらに麻酔の目薬をさされた。
ここまでは割と流れもスムースだったが、目薬の辺りから人間が待合室にたまり出す。面白いのはスタッフが全員眼鏡をかけていないのに、検査を受ける人が全員眼鏡をかけているという、当たり前なのに異様なコントラストだ(笑)。
先生に会うと、最初に最後の検査をされる。それまで眼球に風を当てられたり、目薬をさされたりしても全然平気だったが、瞳孔が開き切っている目にビカーッとライトを当てられるのはきつかった。痛くも痒くもないが、まぶしすぎること山の如しだ(辛すぎて意味不明)。
ここで終わりかと思いきや、何と先生が検査の追加を。視野の検査(約10分)を受けさせられた時には、待合室は全席が埋まっているような状況で、多分そこで40分くらい待たされた。
再び先生の問診があって、4つのことを言われた。
・手術後ドライアイになる→段々良くはなる
・角膜を切る手術なので光が乱反射するハロー現象が起きる→段々良くはなる
・40歳を過ぎている人は老眼が入るかもしれない(老眼はレーシックでは治らない)
・手術後視力は戻ることもある。私の場合1.5をターゲットに手術をするが1.0を超えれば手術は成功
まぁ、仮に老眼が入っても手元が見えにくくても今よりはいいと思うし、どちらにしても「いま」目が悪いわけで、結局私は手術を受けることにした。私は人よりも角膜が厚いようで、その点ではこの手術に対しては余裕があるとのことだった。
因に、検査は3時間かかった(早い人で2時間半、遅い人はもっとかかりそうです)。
これで月曜の午後には眼鏡なしの生活というわけだ。
検査が終わり、銀座INZの「葡萄屋」で鳥めしを食べて帰ってきましたとさ。

爆弾処理

23 水曜日 1月 2008

Posted by emno78 in 仕事

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今週は月と火が撮影で終日スタジオ。木曜日はレーシックの検査で休むので、水曜と金用しか出社しない。まぁ、まだ有給がたっぷりあるので、夏ギフトが本格化する前にチンタラする。
と、思っていたら午後に入ってパートさんが事故を起こした。事故と言っても印刷事故なのだが、一旦事故が起きると、その対応は全国5カ所の配送センターと、本社の会員サービスセンター、情報システム部、など多くの部署に迷惑がかかる。勿論一番やっては行けないのは会員さんにご不便をかけることで、とにかく一旦ことが起きると、原因究明、対策、再発防止と一気呵成に片付けなくてはならない。
対策の司令塔は会員サービスセンターなので、うちは原因究明と再発防止策を講じることになる(こういうことはその時にやらないとグズグズになるのだ)。
なんとか、出来る手を打って、収束した。
と、定時も近くなって、とんだ一日だと思ったら、今度は派遣さんがやらかしてくれた。三重にネットを張ってあったはずなのに、手順は遵守されていなかった。
事故というのは絶対に計画外行動と油断から起きるのだ。
私は私の仕事において「人間は間違うものだ」という前提で手順を組むことにしている。一生懸命やれば、とか気をつければ、というのはあくまで性善説に立っており、またその前提は不確実な生き物である人間には当てはまらない。
絶対に間違う。その前提に立ってそこに網を張るのが仕組みなのだ。私は入社して4年そのことをうちの課に徹底させてきたが、ちょっと目を離すとすぐに油断をする。
急いで対策を打ったが、こうした爆弾処理能力はなかなかみんなには分かってもらえないだろうな。

サバ焦げる

22 火曜日 1月 2008

Posted by emno78 in 仕事

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今日も撮影。目が覚めた時は何ともなかったのだが、朝起きてシャワーを浴びて服を着出した頃から、背中の中心部が固まるような締め付けられるような感じがしてきた。
ぎっくり腰は聞いたことがあるが、ぎっくり背中?
スタジオまでなんとかたどり着いたが、途中からは狂言師のような腰を固定した歩き方しか出来なくなっていた。
撮影立ち会いなので歩き回ったりはしないのでとりあえず良かったが、スタジオさんからほっかいろを2つ貰い背中に貼ってもらった(暖めると良いというので)。
一日「う~ん」と唸ったり、「あふ」と悶えたりしながら、なんとか仕事をこなしたが、この締め付けられるような痛みというのは恋をした時の胸の苦しさによく似ているなぁ、と思ったりして(笑)。
さて、19時頃に帰れるかと思ったが、最後の1カットというところでフードさんがサバのみりん漬けを焦がしてしまい、新宿区内のスーパーを当たって代替品の手配というとんだ騒動で、今日もシュートアップ21時。
週の頭だというのによく働いてしまった。
明日会社に行けるかどうか分からないが、行かないとならない重要な仕事があるので、救急車に乗ってでも行かないと…(自爆)。

撮影

21 月曜日 1月 2008

Posted by emno78 in 仕事

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今日、明日と撮影。コスト削減のためになるべく撮影は固めて、人件費やスタジオ代など浮かせなくてはならない(せこい勤め人)。浮かせても自分の懐は潤わないのだが、自分の作品とも言える印刷物は力を入れるものと、入れないものとのメリハリをつけないと、入れたいもののためにお金が使えないのだ。
今日は集中していい仕事ができたが、休み明けで22時までみっちりスタジオにこもっていると、疲れる、というよりちょっと性格が暗くなりそうだ(苦笑)。

人間

20 日曜日 1月 2008

Posted by emno78 in 徒然

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私は割とホストとキャバ嬢を扱ったドキュメンタリーが好きなのだが(多分私みたいなのが多いので放送もいっぱいやっているのだろう)、今日の昼間もフジテレビでやっていた。
売り上げや勢力争いの話しかと思ったら、そうではなくて、人間を育てるホスト(クラブのオーナー)の話しだった。そのオーナーは「数字は結果だから」といっていた。数字を追い求めるのではない、という彼の言葉には説得力があったし、少なくとも私の心は打った。
会社にはそういう高邁な理念は求めないが(てか、元々はそういう会社だったはずなのだが)、私は自分の楽団でそれを実現しようと思う。
ドキュメンタリーの中で売り上げに走るナンバ-1と人間性にひかれて補佐をしていた右腕の板挟みになり、ナンバー1は謀反のような形で東京へ進出(大阪が本店)、右腕は実家に帰るという難局があった。
オーナーはナンバー1を見捨てることは絶対にしなかったが、それが故に大切な右腕に去られることになってしまった。右腕の行っていることには利があったがそちらをとればナンバー1は去る。
ナンバ-1が去って、売り上げが下がることをオーナーは心配しているのではない。ナンバー1にどうしても分かって欲しかったし、それは彼を見捨てることにつながり、それはオーナーの理念に反するのだ。
結果、ナンバー1の東京進出は失敗、大阪本店も傾きつつあったが、窮状を右腕に訴え、無事に戻ってきてもらえ、ナンバー1が大阪に戻れるように骨を折り、万事うまく行ったというところで番組は終わった。
ドラマのような話しだが、私はこのオーナーのように人を最後まで信じ切ることが出来ていない。楽団を発展させることに必死になり、逆に私の理念に固執するあまり、人間を軽視さえしてきたかもしれない(離れて行く奴は仕方ないさ、と)。
楽団は人間を育てる場ではないのですが、誰かをどうかしようとは思わないのだが、私はもっと楽団員を信じるつもりだし、私自身は成長していこうと思っている。

楽団運営って

19 土曜日 1月 2008

Posted by emno78 in オーケストラ

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私は指揮者として当然のことだが、「楽譜に忠実に」をモットーにしている。楽譜に書かれていることはどんなことも疎かにしない。
しかしアマチュア奏者の場合楽譜は音を書いてある紙だくらいの意識しかない人が多く、リズムも適当だったり、書いてある文字を読もうともしない人がいる。
今日もチャイコフスキーをやっている時にsempre spiccatoと書かれた部分があって、その部分誰もスピッカートで弾いている人がいない(笑)。
その曲が終わって、楽譜を戻し、そのことをヴァイオリン奏者に聞いてみると、そこで初めてそのことに気がつく有様。中にはスタッカートと間違っている人もいて、それはそれで微笑ましかった。
その後、実はほとんどのヴァイオリン奏者がそもそもスピッカートを知らないことに愕然とするのだが、まぁこういう奏者達相手の方が私のうんちく話し放題なので楽しいというのも事実だ(笑)。
とはいえ、こんな状態でいいわけがなく、やっぱりトレーナーをなんとかしないとなぁという気がしないでもない。勿論第一段階は団内トレーナーだが、技術をしっかり教えられる人材がいないのが痛いところだ。
考えてみると他にも欲しい人材はいっぱいいる。私が死んだあとも続く楽団としては楽団長を含め指揮者やインスペクターも絶対に必要だ。
アマチュアオーケストラの運営は本当に大変だ。人間的なこと、音楽的なことは当然だが、お客さんを呼ぶので興行師的な側面も必要だ。楽団員を集めるにはマーケッターの要素も当然必要で、その点では文京区交響吹奏楽団を率いる私の友人はそのすべての点で能力を持つ希有な存在だ。
彼ほどの人が欲しいとまで贅沢は言わないが、それぞれの分野で働いてくれる人が早く欲しい者だ。

ハウシルトのブルックナー8番

18 金曜日 1月 2008

Posted by emno78 in 音楽

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今日はうちの楽団員と一緒に、私の友人が働く新日本フィルハーモニーの演奏会に行ってきた。演目はブルックナーの交響曲8番で指揮者はドイツ人のヴォルフ=ディーター・ハウシルト。知名度は低いが現存する巨匠の一人だ。
ブルックナーの8番は演奏時間が80分にもなるという大曲で、ブルックナーの最高傑作であるばかりではなく、全ての交響曲の最高峰に君臨する名曲中の名曲だ。ホルンが8本にハープが2台という異様な大編成も圧巻である。
通常演奏会というのは前プログラム、中プログラムで休憩、そのごメインプログラムという3曲で構成されることが多いが、長い曲として知られるベートーヴェンの第9だって、関連した前プロ1曲がつくことが多いが、ブルックナーの8番は1曲でのみで演奏されるのが世界的な慣例だ。
さて、肝心の演奏だが、こうした大交響曲は絶対にCDではその真価は分からないと私は思っている。何よりも音圧が絶対的に違うのだ、本当の大音量で、ホール全体を覆う音に浸って演奏を聞くのは、余程立派なオーディオルームを持っていない限り(嫌それでも)再現できない。
ハウシルトの棒は非情に的確、簡素で分かりやすく、それでいてオケのコントロールが抜群だ。残念ながら1、2楽章は歴史に残る名演とはいかなかったが、3楽章の神懸かり的な出来はブルックナーの真骨頂だし、4楽章の迫力は筆舌に尽くしがたいものがあった。
演奏は良かったんだが、最後の音が鳴った瞬間にパラパラと拍手が起こった。出来が悪かったのではない。まだ指揮者のタクトが降りていないから演奏が終わっていないのに、マナーを知らないお客が拍手を始めたのだ。
パラパラとした拍手は一旦広がりを見せたが、雰囲気を察して一旦収束。その後指揮者がタクトを降ろすと嵐のような拍手に変わった。
日本人はまだこうした西洋音楽の文化を知らないんだな、となんだか恥ずかしくなってしまった。
私は趣味でだが西洋音楽をやっている者として、少しでも文化の普及に助力できればと願わずにはおれない。
演奏会後、楽団員と食事に行ったのだが、行った先がホルンパートの打ち上げ会場だったようで、何と隣のテーブル。演奏会の感想を語るには憚られる雰囲気になってしまったが、珍しい経験ではあった(笑)。

そういえば

17 木曜日 1月 2008

Posted by emno78 in 徒然

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引っ越ししてから、半年になるが、この間誰も我が家には招待していない。
…。
私としては早くみんなを順番に招待したいのだが、ものには順番というものがある。この家を買うのに陰ながらサポートしてくれた嫁の両親をやはり一番最初に招待したい。
…しかし、嫁はそうは思っていないのか、どちらにせよ今の時点ではっきり言えるのは、嫁は誰も呼ぶ気はないようだ、ということだ。
これは、言葉通りにとらえてもらっていいのだが、彼女がどういうつもりなのかは、実は私にも皆目見当がつかない。彼女は元々口べたなのではっきり物事を説明する、ということがないのだが、今回の件も「私は早く招待したいんだが、とにかく実家の両親を読んで欲しい」と再三再四要請しているのだが、彼女は言葉を濁すだけだ。
とにかく、そろそろ私もしびれが切れそうだ。
なるべく早い時期にリビングのテーブルを購入して(なかなか気に入るのがない)、ご招待するので、皆さんもう少し待って欲しい。

レーシック

16 水曜日 1月 2008

Posted by emno78 in 徒然

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そういえば、今年に入って漸くレーシックの検査の予約が取れた。24日だ。その検査で問題がなければ、28日には手術を受けるので、うまく行けば、この眼鏡生活とも12日でお別れだ。
私がレーシックについて聞いたのは今から約10年くらい前になるが、視力回復の手術ということで当時は120万円くらいかかったはずだし、当時はメスで眼球を切るとのことでおっかねえなぁ、と思ったことを覚えている。
私がレーシックをやった人に初めて会ったのは、6年くらい前に仕事で知り合った韓国人だった。当時も60万円くらいしたはずだったが、韓国では見た目に凄く気を使うので、ひともぢさんも早くした方がいいよ、と言われたのを覚えている。
私は高校3年生から眼鏡をしているのだが、元々眼鏡が好きで、伊達眼鏡やサングラスをしていたくらいなので、眼鏡を鬱陶しいと思ったことはなかった。
その私が初めてコンタクトを買ったのは、12年くらい前にマラソンをしていた頃で夜にランニングをするのに眼鏡がないと足下が危ないのだが、走って汗をかくと眼鏡がずり落ちてしまい邪魔になったのだ。
その後、ステージに頻繁に立つようになり、指揮者として前に立つ時は必ずコンタクトにしていた。
で、年末にも書いたが知り合いが立て続けにレーシックをしていると聞かされ、さらにそれが20万円以下で出来るというので、今回決心をしたわけだが、いまから楽しみで楽しみで仕方がない。
詳しいレポートをするので、乞うご期待。

2週間

15 火曜日 1月 2008

Posted by emno78 in 徒然

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2週間もブログが空くなんて多分初めてのことだと思うが、気が向いたら埋めてみようと思う(笑)。
年明け早々風邪を引いていたが、楽団員と根津神社に行き、厄払いと楽団の更なる発展をお願いしてきた。毎年恒例の成田山にもお参りして、年始の恒例行事はなんとかこなした。
仕事が始まってから、1週間が経ったが、やたらめったら忙しくってびっくりしている。その一方年明け早々嫁と喧嘩して長期戦になっているのは、正直疲れる(号泣)。
いい話しとしては、会社の人に来年の「ママチャリグランプリ」に誘われた。富士スピードウェイをママチャリで7時間耐久やるというイベントなのだが、その話しに誘われた日からエレベータを使わないなど自主トレを開始した(小いせぇ)。
ということで、私は元気でやっている。本厄だが、何と1年間やれるだろう。

08年展望

01 火曜日 1月 2008

Posted by emno78 in 徒然

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昨年は引っ越しと楽団の演奏会で大きなイベントのあった年だったが、今年はそれに比較すれば静かな年だろう。
とはいえ楽団は2回の演奏会がある。これはきちんと成功させなくてはならない。この「きちんと成功」がポイントだ。事前の宣伝活動により、楽団員の補充をはかり、尚かつ演奏会を満員にするのが目標だ。
因に5月31日のタワーホール船堀は750席。12月20日のギャラクシティ西新井文化ホールは900席。ともに満員にする。
そういえば、昨年の今ごろ、昨年演奏会をやった四谷区民ホールの450席をいっぱいにする、と言っていたら、楽団員を中心にかなり懐疑的な目で見られた。私だって確証があったわけではないが、夢は見ることから始まり信じることで現実に近づくのだということが証明できたと思う。
今年もしっかり宣伝活動をすることにより、楽団の確実な発展を図りたいと思う。
個人的には今年も大学院の単位を4つとり、早ければ来年には正式に大学院に入学し、学位論文を書き始めたい。
また、昨年失敗したダイエットは、運動をすることで確実に落とし、今年の終わりには65kgを目標にする。
今年一年はとにかく「着実」をキーワードにしっかりと結果を残したい。

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