昨年90歳を超えて大往生した、妻の祖父の法事に行って来た。
祖父や妻の家族を悪くいうつもりは全くないのだが、やっぱり私は仏事は苦手で、なおかつ無駄だと感じてしまう。
例えば私の父親は葬式不要、戒名無用という人間だったが、結局身内で小さな葬式をやったし、母が「拝むものが欲しいから」と戒名を格安でつけてもらい、お墓まで作った。多分父の希望ではなかったと思うが、結局葬式というのは生き残った人間が、死んで行った人間に敬意を表したいだけの自己満足なのだと思う(一般にそうだというのではなく、私はそう思うというだけで、そういう気持ちを持っている人達を非難したいのではないことは厳重に断っておく)。
私自身は、葬式不要、戒名無用であることは妻と子供に伝えた。
因みに、私は法事なんかなくても、いままで死んで行った人、親父のこと、義理の祖父のこともたまに思い出しては心の中で話しかけるようにしている。それでいいのではないか?と思うのだ。
法事
31 日曜日 3月 2013