私は楽曲名を略すのは敬意がないと思っていて嫌なのだが、この「第九」は数少ない例外だ。
今日はうちの楽員がよそのアマオケで第九をやるというので三鷹まで行ってきた。
オーケストラの曲は実際に見に行くと、その音圧に驚かされたり、CDでは聴こえない音が聴こえたり、面白いことがいっぱいあるのだが、とにかくプロアマ問わず、この第九だけは絶対に実演を聴かないとダメだし、実演を聞く機会があったら行くべきだ。
一つには、ベートーヴェンという作曲家は真面目に演奏すれば技術の上下に関わらず、満足できるように作曲編曲されている。これはやはりベートーヴェンの天才で、これはチャイコフスキーにもその傾向はあるが、例えば下手くそなモーツアルトは聞くに堪えないし時間の無駄でさえあるのとは対照的だ。
また、やはりコーラスである。フル編成のオーケストラに100人の合唱(今日のコーラスは170人!)の迫力はCDでは絶対に伝わらない。
だから絶対に第九は実演なのだ。
今日の演奏はアマチュアなので技術的な問題や、指揮者のテンポなど言いたいことはあるものの、やっぱり第九なのだ。
こっそりだが、ここで宣伝しておく。12月28日のうちの演奏会のアンコールで少しだけ第九をやる。
私ならではの面白い趣向を用意しているから是非聞きにきて頂きたい。
12月28日13時半から荻窪の杉並公会堂で無料の演奏会だ。

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