いつもの楽団の練習、9月の演奏会ではピアノコンチェルトを1曲やる。有名なグリーグの奴だ。

私はいままで生涯、3回コンチェルトの指揮を振っているが、最初のモーツアルトはそれほど難しくなかったので酷い目には遭わなかったが、そのあとのモーツアルトのピアノコンチェルト20番と、ブルッフのヴァイオリンコンチェルトでは散々な目に遭っている。
勿論、本当に散々な目に遭っているのはソリストでオーケストラでもっと言えば観客なのだが、とにかくコンチェルトは難しいのだ。
プロの指揮者にとっても、ソリストとオーケストラを同時にコントロールするのは至難の業だと思うが、それを何の技術もない私がやるというのはそれこそプロのピッチャーに草野球のバッターが挑むようなものだ。
今日の練習は初合わせだったので、ゆっくりインテンポでやりましょう。と言って始めたのだが、相手はプロなので、インテンポの中でルバートするアッチェルするで、私が振り合わせることが全然出来ないし、そもそも基本的に指揮を見ていないうちの楽団がそれにあう訳もなく、演奏は見事に空中分解した。
いや、この原因も責任も指揮者にあるのは分かっている。言い訳が聞かないことも分かっている。とにかく、私は今回この曲を爽快に振り切って、コンチェルトフォビアを克服するのだ。
一通り頭から通してみたが、課題はいっぱいある。苦手意識を持たずに着実に勉強していく必要があるだろう。
さて、練習を早退して、トランペットの楽員の結婚式に向かった。少しややこしいのだが、新郎のトランペット奏者はうちの楽員で、新婦のユーフォニアム奏者は、私の友人の元の楽員で、いま現在二人は別の吹奏楽団に所属している。
私はスピーチでも頼まれるのかと思ったが、その現在所属している吹奏楽団の指揮をして欲しいと頼まれた。
一度もリハーサルをしないで、指揮をするのは初めてで、1週間前に楽譜をもらい、Youtubeで曲の確認はして来たが、指揮というのはそういう簡単なものではない。コミュニケーションなのでどういう息づかいでやるのかは、周知の仲とはいえスムースには行かないものだ。
披露宴は和田倉門外の噴水のあるレストランで行われたのだが、パレスホテルの料理が出てとてもおいしかった。私はいつものようにシャンパンをガブガブ飲んで上機嫌だったが、やっぱり降圧剤のせいか、お酒はおいしくなかった。
指揮は私が凄く慎重に振り出したせいで、最初はテンポが遅過ぎてやりなおし。最後の曲はその日にカットする部分を口頭で言われただけで、私が楽譜を読み間違い、私の頭の中よりも4小節早く曲が終わってしまった。
まぁ、こんなこともいい経験だと皆さんは心優しく慰めてくれたが、指揮者としては少し悲しかった(笑)。
本当なら2次会にも行くはずだったが、調子が悪かったので失礼させてもらった。それにしても結婚式というのは何回出てもいいものだ。新郎新婦共に仲良くお幸せに。
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