いつも同じ道だとつまらないので、色々な道を歩いている。
今日通った道に魚屋があり、私が通った時はもうほぼ店じまいと言う感じであった。
店先には大きなマグロのカマがあった。恐らく仕入れ値で100万円は下らないだろうと思われるほどの大きさだ。
店主はカマに釘付けになった私の視線に気がつき、ドヤ顔をして来た。
こんな大きなマグロを仕入れられて凄いだろう。
こんな大きなマグロを捌けて凄いだろう。
その顔はそんなことを言っているようでもあり、仕事をやり終えた満足感に満ちているようにも見えた。
その魚屋の近所には私が知っているだけで、二軒寿司屋があるが、どっちの店に卸したのかが気になって、二軒とも店の前から覗き込んで見たが、よくわからなかった。

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