人間世界で47年も生きて来て分かったのは、性善説でも性悪説でもなく、人間の無邪気は他者を毒するということだ。

仕事でも一生懸命頑張る人がいる。その人なりに良かれと思って色々考えるのだが、大切なポイントが抜けている。それは他人は自分では無いということだ。他人が自分と同じ能力で同じ目的意識を持ち、同じ考えを持っていればそれでも上手く行くが、そうではない。ハムスターの空回りと私が呼んでいる状態になる人が存外多い。

楽団でもそうだ。私は楽団では徹底して個人の幸せは否定している。楽団の目的があり、そこに参加出来る人だけ楽員であればいいのだ。

だから上手く行っているのだと私は確信している。

それは一見すると多様性を否定しているように見えるかもしれないが、そうではない。集団は個人が集まったものではなく、器に集まった人の集合体なのだ。

だから会社も簡単なのだ。方針を示し、そのミッション毎にプロジェクトを組めば上手く行くのだ。いる人間に役割を与えても上手く行きっこ無いのだ。

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