具合が悪くても休めないのが指揮者の辛いところ。風邪で頭がはっきりしないと、オーケストラの練習は出来ないのだが、頑張った。

コンチェルトに取り組んで約半年。それまで10年指揮者をやって来てこれほどまでに指揮法を考えたことはなかった。

この前楽団のメルマガにも書いたのだが、私はオケに合わせて振る癖がついてしまっている。

アマオケで、私の棒に合わせて演奏してもらうのが難しいので、出ている音に合わせてしまうのだ。

だから予備拍と音が出てからでテンポが変わることがよくある。もちろん良く無いことなのだが、指揮者が我慢すればいい話なので我慢している。

しかしそれではコンチェルトは振れない。

私がソリストとオケの橋渡しをしないとコンチェルトは成立しない。過去に迷惑をかけたソリストのためにも今回は克服すると誓ったのだ。

最近オケには「意思を持って音を出して」とお願いしている。

翻ってコンチェルトでは、私が意思を持って棒を振らないとならないのだ。そんな当たり前のことが今まで出来ていなかったことが驚きだが、私はこの半年指揮者としてのレベルが確実に上がったと思う。

私は死ぬまで指揮者として成長したいと思っている。これでいいと思ったらお終いだ。

まだ課題が5ヶ所程あるし油断は出来ないが、かなり目処がついてきた。楽しくなってきた。

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