私は楽団の経営者として、忍耐も随分学んだが、指揮者として人間的であろうとすることはやり続けている。

どういうことかと言うと、簡単に言えば人格円満で穏やかな、人間的に欠点のない完璧な人が指揮者として魅力がありますか?という話だ。

公務員みたいな真面目さだけが売りの指揮者と、酒と女にはだらしないけど棒を持ったら凄い人とでは指揮者として比ぶるべくもないだろう。

勿論それが私のネイチャーなので無理してるわけではないが、怒るし、怒鳴るし、怒りを爆発させることをたまにやる。やることによって人々がどう動くか観察しているのだ。

今週月曜日に暴発メールを運営メンバーに送った。最近は人数が多すぎて、全体にそういうメールを流すと、曲解して心を痛める人が多いからだ。そんなことがしたいわけではない。

今週色々と動きがあったようだが、古参のメンバーが飲みに誘ってくれた。曰く「マエストロ感謝祭」だそうだ。

気を使ってくれて、尚且つ肝心の話題には全然触れないのが、この二人の素晴らしいところで、この楽団の8年の四方山話を楽しくすることが出来た。

北風と太陽の例を持ち出すまでもなく、人を動かすには様々なやり方がある。要は狙った通りに人を動かすには、自分がどう振舞わなくてはいけないかだと思う。

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