昨年までは、姉妹楽団と合同で合奏しながらの忘年会を開催していたが、今年から単独でアンサンブル付き忘年会という形にした。

初心者とはいえ、みんなアンサンブル好きでね。この情熱をもっと他に向けてもらいたい気もするのだが、兎に角いつもの忘年会以上の参加があった。

アンサンブルも最初の頃は、下手くそなくせにお客のことを考えないものが多くって、聞いている方としては「気持ちはわかるけど、正直眠い、聞きたくない」というものが多かった。合宿のたびにアンサンブル大会を開いて、自分達が楽しむのはもちろんだが、お客様を楽しませてこそ音楽だという点を口が酸っぱくなるほど言い続けてきた甲斐があって、今日の忘年会は、本当に芸能人の隠し芸大会もびっくりの面白い出し物が勢ぞろいしてくれた。

変わった組み合わせの編成あり、被り物あり、楽器の持ち替えあり、下手くそでも聞いていて十分に楽しめたのは、やはり出演者が「楽しませよう」「驚かそう」と思って、観客を意識するからだと思う。

芸術家であれば、自分の世界に入り込んで、内側から湧き上がってくるものを表現するということもあるだろうし、そのうち、そういう「ガチ」の演奏を聴かせてくれるチームも出てくると思う。

本当に、振り返って今年一年、あまり良い年ではなかったが、今宵だけは、心の底から100%楽しかった。この楽団を作ってよかった。

広告