吉野家の値上げが話題になっている。

私も東京へ来た当時は、安いこともありずいぶんお世話になった。ファストフードの範疇ではあると思うが、私は吉野家の牛丼は十分にうまいと思う。300円から380円は、今となっては「目くじら立てる金額か?」と思うが、1ヶ月に20回は吉野家へ行っていた当時のことを考えると、1600円月で変わるわけだから、死活問題といっても過言ではないだろう。

確かに、吉野家には単なるファストフードというよりも、既に社会のインフラとしての趣もあると私は勝手に認定しているので、気ままに値上げされては困るという一面も認める。認めた上で、逆に企業の側に立って考えれば、吉野家は良い製品を作っているのだから、もっと自信を持って値決めして良いのではないだろうか?とも思う。

過去に倒産したこともある企業だから、気軽に経営できるものではないということも十分に承知しているが、それでも、やはり企業が社会幸福のためにあるという前提で、何でも安ければいいというものではないと思う。

問題は、いくらで売るかではなく、どれくらい価値のある商品を提供できるか?だと思う。そこにいるマスの人間の財布の中身を見透かして商売をするようでは、私は企業としての矜持は保てないと思う。

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