トマ・ピケティの21世紀の資本論の日本語版が先週発売になった。

21世紀の資本論

私は未読だし買うかどうかも分からないが、兎に角話題の書で、ビジネス書の99.9%はクズの中のクズで、読んでいる人間は馬鹿だとハッキリ断言する私も、この本には興味がある(尤も、経済の論文で、ビジネス書の類とは根本が違う)。

知ったかぶりのつまみ書きをすると「現在の資本主義社会では、富の集中が起きて、資本家へ蓄積される。そして、富が公平に分配されないことによって、社会や経済が不安定となるということを主題としている。この格差を是正するために、富裕税を、それも世界的に導入することを提案している。」という主張のようで、確かに日本においても、上位2%の富裕層が日本全体の資産の17%を持っているという資産もあるようで、この手の話はどの社会、国でも同様のようだ(中国においても)。

私は今年宇沢弘文さんの本を読んで資本が社会共有の財産であるという考え方を知った。そしてピケティの主張する世界的な富裕税というのは、現実には不可能だろうが考え方としては理解できる。

宇沢弘文さんはこうも言っていた「経済学というのは社会の病気を治す処方箋だ」と。

私が今年持った新しい視点だ。そしてそのことについて、小さいながらも動いていこうと思っている。

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