私は口が悪いのかもしれないが、死ぬという事にタブーを感じてないので、よく「死ぬまでに」と言ってしまう。

人間はいつ死ぬかわからないが、絶対に死ぬ。

だからこそガンジーの言葉が金言なのだ。

「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きるつもりで学びなさい」私はこの言葉を実践しようとしている。

オケで練習していても、漫然と音を出している人がいる。あちこちのオケに顔を出して、何の曲は何回やったと自慢しているような人もいる。バカっぽいな、と思うのだ。音を出した回数ではなく、その曲にどんな想いを込められたかが大切なのだと思う。

人生同様オケも一期一会。同じメンバーで同じ曲を同じ場所で演奏することは130億年以上の宇宙の営みの中で、二度と繰り返されないのだ。

私のような人間では、同じ曲を2回指揮することもほとんどないから、一曲一曲を大切に練習する。

好きな曲も嫌いな曲もあるが、分け隔てなく大切にするのが、私が指揮者として人前に立つ矜持なのだ。

また出来る、はないのだ。

死ぬまでにただ一度だけ。そう考えると、オケの練習にもっと身が入るのではないだろうか?

人生で、今日は今日だけだと考えると、嫌なことも違う捉え方が出来るのではないだろう?

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