子供が卒業旅行で草津にスノボに行くと言い出した。中学生が、子供だけで旅行なんて生意気だし、早い気もするが、妻は反対しないようだし、実は私は大賛成なので見守ることにした。

私の母親は、私が小学生の頃から、どこそこへ行ってはいけないとか、何時までに帰って来なさいと言わない人だった。

言っても無駄なことがわかっていたからだと思うが、こうも言っていた。「目の前で見ていても死ぬときは死ぬ、連絡が来なければ生きてると思っていれば、あまり気にならない」。

私もそう思うが、だからと言ってお袋のような完全放任はなかなか出来るものではない。

私もうちの子には逞しく自立した子になって欲しいと思う。トラブルを知恵と勇気で潜り抜ける力を持った子になって欲しい。

それには「冒険」しかないのだ。

可愛い子には旅をさせよと言う格言は正に金言なのだ。旅こそが人生の中で身近にある冒険なのだ。

スタンドバイミーと言う映画があった。死体を探しに行く冒険譚で、スティーブン•キングの自伝だとか。子供の頃に冒険を、どんなに小さくとも冒険をするか、しないかで人生は大きく変わると私は思う。

危ない目や、ドキドキする目にあって欲しいと思うと同時に、無事に帰ってきて欲しいと思う親心のなんと複雑なことか!

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