ゲーム理論の話を以前に書いたが、もう一度書いておこう。

常に最善手を選び続ければ、ゲームに勝てるかというとそうではないということだ。次善手、場合によっては最悪の手を選ばないと、勝てないということがゲームではあるわけで、ようは、どこまで偶然を排除して、手を深く読むかということが大切なのだ。

ゲームで手を選んでいく選択肢を「ゲームツリー」と呼ぶのだが、このツリー全体を見て手を決めるのが大局観だ。この大局観がわからない人は、常に目の前の選択肢の中で最善手を選び続け、そして最後にはゲームには負けてしまうのだ。

一見、今それを選ぶのは不合理に見えても、いや寧ろ不合理な選択をすることによって、最短ルートでゴールに到達するのだ。

これをするには、情報と豊富な経験、そして勇気が必要だ。逆にこの3つがない人は人の上に立ってはいけないのだ。

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