会社でも楽団でも本当に思うのだが「無邪気な意味のない努力」をする人のなんと多いことか。努力はすればいいのではないが、日本でどうも努力は美しいと教えるからか、何もしないよりも努力することの方が尊いという考えが遍く広まっていてタチが悪い。

私はそういう人間を「ハムスター」と言って揶揄するのだが、くるくる同じ場所でずっと足をかいていても前には進まない。でも、横で寝ている亀のことは馬鹿にして、努力している自分が偉いと主張する。

そんな馬鹿なことはない。

楽して儲けるのが一番いいのだ。人が動けば地球環境に負荷がかかる。じっとしていれば経済貢献ができない。だから、じっとしていて儲けるのが一番偉いのだ。

夏の暑い盛りに無農薬で野菜を作っている農家さんがいるとする。その農家さんは暑い中農薬を使わずに、雑草取りを自分の手で一生懸命やる。農薬を使わないから土壌に対する負荷はかからないが、草むしりが終わり、エアコンのガンガン効いた部屋に戻ってきて、電気を大量に消費し、フロンガスを大気に放出する、としたら、これはどちらが未来のために良いのか、一見してはわからないだろう(ゲーム理論)。

話が少し脱線したが、とにかく、何にもしないより動いた方がいいというのは間違いだ。下手の考え休むに似たりだ。

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