以前もエントリしたが、楽員が貸してくれた「オーケストラがやって来た」のDVDを漸く全四巻見た。

改めて山本直純さんの才能に感心するとともに、今毎週「題名のない音楽会」を見ていて、今一歩踏み込めていないと感じる部分を軽く飛び越えているのに驚く。

音楽の楽しさを紹介する時に取るべきアプローチは幾つかあると思う。一つは解説をして「頭で理解」させること。もう一つは体験させて「身体で理解」させること。

佐渡さんが悪いわけでは絶対にないが、パーソナリティーが指揮者の佐渡さんと作曲家の直純さんとではアプローチに違いがあるのは当然だろう。何よりも、佐渡さんの前が作曲家の羽田さん、黛さんだったのだから彼が、今までとは違うアプローチをするのは当然だ。

因みに、指揮者は自分が論理的に楽員に説明するのが習い性になっているので、どうしても頭に偏りがちだ(それが悪いわけではない)。

直純さんの幾つかのアイデアは早速パクらせてもらう。後出しジャンケンになるが、私だって近いことを元々考えていたのだ。先にやられてはいたが。

温故知新。歴史に学ばない人に未来はないのだな。

広告