妹が毎日お袋の近況を送ってくれているので、私の心は幾分穏やかではある。

体重が、33.3kgしかないそうだ。元々細い母親ではあったが、それにしても細い。

よくなる病気ではないので、少しでも快適に不安と痛みさえなければいいな、とは思っているが、もう殆ど意思の疎通を図ることはできないようだ。

老衰していく、祖父や祖母知らずに育ったせいで、こんなにも複雑な感情に苛まれているが、人類はどうやってこの感情を乗り越えてきたのだろうか?

文学作品を読んでこなかった不明を恥じるばかりだ。

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