私が札幌にいた頃は、スープカレーもなかったし、Yosakoiソーランもなかった。そして当然ながらkitacaもsapicaもなかった。kitacaがJR北海道発行の交通系ICカード、sapicaはサッポ市交通局発行。

東京でも、SuicaとPasmoが両立している。大阪都構想の時にも書いたが、こういうものが両立しているのは煩雑ではないだろうか?

多分、実害を被る人がいないから、両方あってもいいんじゃない、ということになると思うが、私は昨年宇沢弘文先生の本を読み、「社会資本」という考え方を学んだ。

交通が社会資本である限りは、それが効率的に運用されなくてはいけない。一営利企業の持ち物ではないということだと思っていて、それは即ち、究極的には共産主義、社会主義に行き着くのだ。こう書くと反発する人もいると思うが、言い方を変えれば簡単だ。

地球は一つしかない。地球上で多数決の民主主義がまかり通れば、意見は中国の思うがままになる。即ち、多数決の民主主義は破綻しており、一つしかない地球を守るには、全てを共通財産とみなして考えるのが理にかなっているのだ(文明的だと言い換えてもいいだろう)。

なんでも官製にすればいいというのではない。なんでも独占企業にやってもらうのがいいというのでもない。しかし無駄なものはシンプルにしていくのが良いと思うのだ。

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