前の演奏会で共演していただいたピアノのソリストのコンサートがあったので、楽員15人くらいで押しかけてきた。

オールブラームスプログラムで、チェコフィルのチェリストをゲストに迎え、弦楽四重奏との五重奏、ソプラノ歌手とのアンサンブルなど、興味深いプログラムだった。

五反田文化センターには初めて行ったのだが、初めてのホールでは一番後ろに座る事にしている。結果、音が混じり合って輪郭の曖昧な音になっていて、私好みのホールではなかった。

終演後、ソリストと挨拶をして、我々の顔を見て開口一番「なんだろう、このホーム感」と安堵の表情を見せてくれた。

我々との演奏会はリラックスして楽しかったそうなのだが、本職のステージでは緊張したのだそうだ。

適度な緊張感は好結果をもたらすが、やはり音楽は楽しむためにあるもので、演奏者から溢れ出る楽しさ、幸せな気持ちが、音になり、観客に届くのだと思う。

プロに向かって失礼な言い方にはなるが、彼女ももっともっと経験を積んで大きなピアニストになってほしいなぁと心から思った。

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