フェイスブックで知り合った作曲家に誘われて現代音楽のコンサートに行ってきた。

正直に言えば現代音楽はそれほど好きではない。好きではないがそれほど知っているわけでもなく、そういう意味では、誘われでもしないと聞く機会もないと思い、足を運んだ。

室内楽で、ピアノ、ヴァイオリン、フルート、クラリネット、ソプラノの組み合わせであった。コンサート全体は旅をテーマとしていて、演奏は思ったほど難解でもなく、とても勉強になった。

演奏前に作曲家が自作の解説をするのだが、例えばフルートはずっとフラッタータンギングをしていたり、ヴァイオリンはフラジオだったり、ピアノは鍵盤の前の板を叩いたりするような曲が頭の中で鳴っているという事に物凄く感心した。

アドリブで適当にやれというのなら分かるが、これは作曲されたもので、頭の中で鳴ったものを楽譜に起こして、それが再現されているのだ。

私には何拍子か、何調か全くわからないものが、頭で鳴っているという感覚が凄いなぁと思ったのだ。

普通の調性と拍子のある曲を聞くとホッとするが、現代音楽には不思議な魔力というか、気持ちよくないのに病みつきになるような、そんな魅力があるのだなということがよく分かった。

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