うちのオケを作るときに、私は三つの甘やかしを決めた。

練習来なくてもいいよ。

アンサンブルを作るためには、毎回の練習参加を必須にするのが当たり前だが、うちは参加できるときの参加でよく、お金も団費ではなく来た時払いにしている。

練習しなくてもいいよ。

平日忙しい人もいるだろうから、練習することを前提にはしませんよ。下手くそもいるから。最初から出来不出来にバラツキがある。

運営やらなくてもいいよ。

やれる人がやれることをやれる時にやればよくって、運営に対する義務もないよ。

の三つだ。

勿論、そんなことで楽団が回るわけもないのだが。最初に甘やかしているとのだから、人間は段々増長して、当たり前のことが当たり前に言えなくなっている。

上記の三つはやらなくても責めないよ、と言っているだけで、やらないのが当たり前と言うわけではない。

練習してこなくても良い、とは言っているが、練習してこない人に優しくするとは言っていないのに、厳しいと泣き言を言いだす始末。

運営しなくて良いよとは言っているが、そのことを忘れて「楽団がやるべきこと」とか言いだす始末。

私は間違っていたのだろうか?

いや、少なくともこういう制度のオケが世の中にあってよく、私はその理念を具現化するためにオケを始めたのだ。

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