結局人間から見て1勝4敗であった。将棋の公式戦がプロから見て5勝9敗1分けであることからすると、もう一つくらい勝てても、良かったのかもしれないが、イセドルは最初の2戦は、相手の正体がわからずに自分を見失っているように見えた。

最初は、イセドルの全勝という雰囲気が、あっという間に、1勝でも出来ればいいのでは、みたいな雰囲気になり、1勝した時は人類の勝利!みたいな雰囲気になっていた。

相手に勝つことだけが目的なら、常識的ではない手で勝つことはできるだろう。それもルールのうちなのだから文句は出まい。

ただし、勝ち方負け方にこだわる人間が、そういう手をよしとしなかった時に、本当のガチの勝負で勝てるのか?

答えは明白になったろう。

民主主義は死んだのだ。

今後は正しい判断ができる、公平で公正なコンピュータに人類の選択を委ねるのが「合理的なのだ」。

私は嫌だけどね。

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